固定資産評価額の改正が本年度令和3年4月以降改正されます。

コロナの影響で下がるところもあるようですが、実際はどうなのか、上がることが前提で毎年下がる傾向にあることはなかなかない。上がることが当たり前のようなことがありますがこのコロナ禍の時に上がる傾向にあるのか、疑問に感じるところです。

なぜ上がるのか、上げなければならない理由は、地価の上昇ですが、令和2年度はコロナの影響で上昇傾向はみられなかったように感じます。下がることは考えられます。

いずれにせよ、固定資産評価額が前年度よりも上昇しておれば、固定資産税課に確認をすることも方法かなと思います。但し、固定資産評価委員会へ申出をすることもできますが、申し立てる側も重大な地価下落の要素を提示する必要があり、今回はコロナ禍で地価上昇がみられない取引状況がないのになぜ評価額が上昇しているのかという理由も成り立つのかなと思います。但し、評価委員会は、正当な評価額の上昇理由を述べてきますので、明確な違いを反論する必要があります。ただ単にコロナ禍だからだけでは明確な反論といえるかどうかです。取引状況のない土地であればなおさら反論しにくいとことだと思います。

土地の形状が不整形である、進入路がない、車の通行ができない、他人地を通行する必要がある、などの理由があれば減額される理由になりますが、庭を畑にしたとか全面を駐車場にして奥が自宅であるとか、の場合は一段の土地として評価され、全面が露店の駐車場で10代ぐらい賃貸しているとかであれば評価額が上がることも考えられます。

コロナ禍での地価上昇があるのか令和3年度の評価額についてどのように査定するのかわかりませんが興味のあるとことです。相続遺言専門司法書士川村常雄