今日は、88歳の方の遺言の立会でした。

高齢者の遺言で注意すべきポイント

1、認知症ではない、

2、言葉がはっきりしゃべれる、自分の意見を明確に述べることができる

3、家族、親族に遠慮したり、強制されていない。

介護施設に入って、身の回りの世話をしていただくと、ついつい何でも頼ってしまって

自分のことを考えなくなって、認知症が進む方がおられます。

認知症になりにくい方は、自分のことは自分でする。お金の管理は自分でしている

おしゃれに気を使う、朝から晩までテレビばっかり見ていないで、本や新聞を読んでいる

よくしゃべる、人とコミュニケーションをとっている。

ポイントは大まか上記のとおりですが

遺言書を書くポイントは、5つあります。

①できるだけわかりやすく、簡素化する。

②誰に相続させるのか明確である。迷いがない。

③自分の財産がどれだけあるのかよくわかっている。

④元気

⑤よくしゃべる

①のできるだけ簡素化することは、死亡後の遺言書無効確認の訴えなどされた場合に

複雑ですと、高齢者がこのような専門的な用語や文章表現ができるはずがないおかしい

などとクレームが出て、遺言書無効を訴えられることがあります。

簡単に例えば、「私の財産すべては、○○に相続させる」

これだけでも十分、遺言内容として有効です。

難しいことを考えるのではなく、自分の考えを自分の表現で簡単に誰でも理解できる

表現が高齢者の遺言の、ポイントです。

書いてみましょう、相談は、相続遺言専門司法書士川村常雄

大阪府大東市曙町3番8号 072-874-3308

司法書士事務所JLO    まで、ご依頼ください。ご連絡をお待ち申しあげます。川村常雄